正法眼蔵『菩提薩埵四摂法』第6回・布施「衆生の心を転じるために」

道元禅師の『正法眼蔵』菩提薩埵四摂法の巻を、ひと区切りずつ読み進めています。前回は「小さな布施を喜ぶ」をたずねました。今回はこちらです。

引用部分は原文の現代語訳、その他は解説です。

変えがたいのは人々の心です。けれども、一つの財をきっかけとし、人々の心のあり方を転じはじめ、ついには悟りにいたるまで、その心が転換していくことを願うのです。その始まりは、必ず布施をもってするのです。だからこそ六波羅蜜の始めに檀波羅蜜、すなわち布施波羅蜜が置かれているのです。

次回は「まず慈しみの心を起こす」をたずねます。

合掌